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ライン抽選とは?やり方・ツール・キャンペーン事例を完全解説【2026年最新版】

「LINE公式アカウントでキャンペーンをやりたいけど、抽選の仕組みをどう作ればいいかわからない」「ライン抽選でフォロワー(友だち)を増やした成功事例を知りたい」――店舗・企業のマーケティング担当者や経営者から、こうした相談をいただく機会が増えています。

ライン抽選とは、LINE上で行うプレゼントキャンペーンや懸賞を指します。日本最大のコミュニケーションアプリLINEを活用することで、既存顧客のエンゲージメント向上・新規友だち獲得・来店促進・商品認知拡大など、さまざまなマーケティング目的を低コストで実現できます。

本記事では、ライン抽選の基本的な仕組み・具体的なやり方・使えるツール・費用・成功事例・注意点まで、中小企業の経営者・マーケティング担当者向けに徹底解説します。

この記事でわかること

  • ライン抽選の種類と仕組み(インスタントウィン・後日抽選など)
  • LINE公式アカウントを使った抽選キャンペーンの具体的なやり方
  • ライン抽選に使えるツール・アプリの比較と費用
  • 業種別・ライン抽選キャンペーンの成功事例
  • LINE利用規約・景品表示法など法的な注意点
  • ライン抽選を成功させるためのポイント

目次

1. ライン抽選とは?基本と仕組みを理解しよう

ライン抽選とは、LINE公式アカウントを活用してユーザーに参加してもらうプレゼント抽選・懸賞キャンペーンの総称です。企業や店舗が自社のLINE公式アカウントを通じて、友だち追加・メッセージ送信・アンケート回答などをトリガーに抽選を実施し、当選者に景品・クーポン・ポイントなどを提供します。

ライン抽選が注目される背景

LINEの国内月間アクティブユーザー数は2026年時点で約9,500万人。日本人の約8割が利用するプラットフォームであるため、ライン抽選は他のSNSキャンペーンと比べて圧倒的に広いリーチを実現できます。

また、LINEは「友だち追加」という行動がキャンペーン参加の入口になるため、企業の公式アカウントのフォロワー(友だち数)を一気に増やせる点が最大のメリットです。一度友だち追加してもらえれば、その後のメッセージ配信・クーポン送付・新商品告知など、継続的な顧客との接点を持てます。

ライン抽選でできること

マーケティング目的 ライン抽選での実現方法 期待できる効果
新規顧客獲得 友だち追加で抽選参加権を付与 LINE友だち数の増加・新規顧客接点の創出
来店・購買促進 来店・購入レシートを提示して抽選参加 実店舗への集客・購買単価向上
商品・サービス認知 新商品をテーマにしたキャンペーン ブランド認知の拡大・口コミ効果
顧客エンゲージメント 既存友だちにスタンプ・クイズ参加型抽選 ブロック率低下・LTV(顧客生涯価値)向上
情報収集・リサーチ アンケート回答で抽選参加 顧客データ・ニーズ把握
ポイント:ライン抽選は単なる「プレゼント企画」ではなく、友だち獲得・来店促進・顧客データ収集など複数のマーケティング目的を同時に達成できる強力な施策です。目的を明確にしてから設計することが成功の鍵です。

2. ライン抽選の種類と特徴

ライン抽選にはいくつかの種類があります。それぞれの特徴と向いているシーンを把握して、自社に合った方式を選びましょう。

① インスタントウィン(即時抽選)

参加した瞬間にその場で当落が判明するタイプです。「友だち追加してメッセージを送ったらすぐ結果が届く」という体験がユーザーにとってわかりやすく、参加率が高い傾向があります。

  • 特徴:参加のハードルが低い・拡散されやすい・リアルタイムで当落通知
  • 向いているシーン:友だち追加キャンペーン・店頭QRコード設置・SNS連動
  • 景品例:割引クーポン・ポイント・デジタルギフト・無料商品引換券

② 後日抽選(応募型)

一定期間の応募を集めた後、まとめて抽選して後日当選者に通知するタイプです。豪華な景品(旅行・家電・高額商品)を用意しやすく、話題性を作りやすいのが特徴です。

  • 特徴:豪華景品を設定しやすい・話題性・SNSでの拡散効果が高い
  • 向いているシーン:周年記念・季節キャンペーン・新商品ローンチ
  • 景品例:旅行券・高額家電・現金・商品詰め合わせ

③ スタンプラリー型抽選

複数の行動(来店・購買・アンケート回答など)を達成するごとにスタンプが貯まり、一定数で抽選参加権を獲得するタイプです。リピーターの育成に効果的です。

  • 特徴:複数回の来店・購買を促進・ロイヤルカスタマー育成
  • 向いているシーン:飲食店・小売店・サービス業のリピーター施策
  • 景品例:無料商品・特別割引・VIP特典

④ ガチャ・くじ引き型

LINEミニアプリやLIFF(LINE Front-end Framework)を活用して、デジタルガチャやくじ引きを実装するタイプです。ゲーム性があり、エンタメ性の高いキャンペーンを展開できます。

  • 特徴:ゲーム性が高く楽しい・再参加を促しやすい・話題になりやすい
  • 向いているシーン:EC・エンタメ・若年層向けブランド
  • 景品例:等級別に異なる景品・ランダムクーポン

⑤ リツイート(リポスト)連動型

X(旧Twitter)やInstagramでのシェア・リポストと連動してLINEキャンペーンを実施するタイプ。複数SNSを横断した拡散効果が期待できます。

種類 参加の簡単さ 拡散効果 開発難易度 費用目安
インスタントウィン 中〜高
後日抽選 低〜中 低〜中
スタンプラリー型 中〜高 中〜高
ガチャ・くじ型
SNS連動型 ◎◎

3. ライン抽選の具体的なやり方・設定手順

LINE公式アカウントを使ってライン抽選キャンペーンを実施する基本的な手順を解説します。

STEP 1:LINE公式アカウントの開設・確認

準備するもの

  • LINE公式アカウント(未開設の場合は「LINE for Business」から無料で開設)
  • LINE公式アカウントのプラン確認(メッセージ配信数によりコミュニケーション・ライト・スタンダードプランを選択)
  • キャンペーンの目的・景品・期間の決定

STEP 2:キャンペーンの設計

実施前に以下の項目を決定してください。

設計項目 決める内容 ポイント
目的 友だち獲得・来店促進・認知向上など 1キャンペーンにつき目的は1〜2つに絞る
参加条件 友だち追加・メッセージ送信・来店など ハードルが低いほど参加率が上がる
景品・賞品 クーポン・商品・現金・ポイントなど 景品表示法の上限額に注意(後述)
当選者数・確率 当選人数・当選率(インスタントウィンの場合) 当選率が高すぎると費用がかさむ
実施期間 開始日〜終了日 1〜4週間が一般的。長すぎると忘れられる
告知方法 店頭POP・SNS・メルマガ・広告など 複数チャネルで告知するほど参加者が増える

STEP 3:抽選システムの実装方法を選ぶ

ライン抽選の実装方法は主に3つあります。

方法A:LINE公式アカウントの標準機能を使う(最もシンプル)

手順(後日抽選の場合)

  1. LINE公式アカウントの管理画面にログインする
  2. 「メッセージ配信」→「新規作成」からキャンペーン告知メッセージを作成
  3. 「友だち追加」をトリガーにして自動返信メッセージを設定(「応募を受け付けました」など)
  4. 応募期間終了後、管理画面から友だち一覧をダウンロードして抽選を実施(Excelのランダム関数などを使用)
  5. 当選者にDM(個別チャット)で当選通知を送る

方法B:LINE公式アカウント+外部抽選ツールを使う(中規模向け)

手順

  1. 抽選ツール(後述)と連携設定を行う
  2. ツール上でキャンペーンの条件・景品・当選率を設定する
  3. LINE公式アカウントのリッチメニューやメッセージにキャンペーンURLを設置
  4. ユーザーがLINEからURLにアクセス→自動で抽選→即時当落通知(インスタントウィン)
  5. 当選クーポンはLINE上で自動配布される

方法C:LINEミニアプリ・LIFFで独自開発(大規模・高機能向け)

特徴

  • 完全オリジナルのUI・ガチャ・スタンプラリーなどを実装できる
  • 自社のCRM・ポイントシステムと連携可能
  • 開発費は数十万〜数百万円。中規模以上の企業向け

STEP 4:告知・実施・効果測定

  1. 告知:店頭POP・SNS・LINE配信・Webサイトで事前告知(開始1週間前から)
  2. 実施:キャンペーン期間中のメッセージ配信・参加者への対応
  3. 測定:友だち増加数・参加者数・当選者数・来店数・売上変化を記録
  4. 改善:次回キャンペーンへの改善点を整理(参加率・当選率・景品の魅力など)

4. ライン抽選に使えるツール・アプリ比較

ライン抽選を効率的に実施するための専用ツール・サービスを比較します。

主要ライン抽選ツール比較

ツール名 タイプ 料金 特徴 おすすめ規模
L Message(エルメ) LINE特化型 月額3,278円〜 インスタントウィン・友だち追加で即抽選・シナリオ配信 中小企業
Lステップ LINE特化型 月額21,780円〜 高度なシナリオ・セグメント配信・抽選機能 中〜大規模
GAMO(ガモ) インスタントウィン専門 要問い合わせ ガチャ・スクラッチ・ルーレットなど豊富なUI 大規模キャンペーン
CampaignBot SNSキャンペーン全般 月額9,800円〜 LINE・X・Instagram連動キャンペーン対応 中〜大規模
Omni Hub LINE特化型 月額8,800円〜 インスタントウィン・クーポン発行・会員管理 小〜中規模
Kairos3 MAツール(LINE連携) 月額33,000円〜 CRM連携・抽選・ステップ配信・分析 中〜大規模

各ツールの詳細

L Message(エルメ) ★★★★★

LINE特化

こんな人におすすめ:コストを抑えながらインスタントウィンを実施したい中小企業・個人事業主

LINE公式アカウントと連携して、友だち追加→即抽選→クーポン自動配布の流れを簡単に設定できるツールです。コーディング不要でノーコードで設定でき、初めてライン抽選を実施する方に最も導入しやすいツールのひとつです。インスタントウィン以外にも、ステップ配信・アンケート・予約機能なども搭載しています。

料金:スタート 月額3,278円 / スタンダード 月額16,280円 / プレミアム 月額32,780円

Lステップ ★★★★☆

LINE特化

こんな人におすすめ:LINEマーケティングを本格的に行いたい中〜大規模の企業

LINE公式アカウントの拡張ツールとして国内最大手クラスのサービスです。高度なシナリオ配信・セグメント配信・友だち属性管理・抽選機能を備えており、LINE公式アカウントをフル活用したマーケティングオートメーションを実現できます。導入企業数が多く、情報が豊富なのも魅力です。

料金:スタート 月額21,780円 / スタンダード 月額32,780円 / プロ 月額54,780円

GAMO(ガモ) ★★★★☆

インスタントウィン専門

こんな人におすすめ:ガチャ・スクラッチ・ルーレットなど演出にこだわった大規模キャンペーンを実施したい企業

インスタントウィン専門のキャンペーンシステムです。デジタルガチャ・スクラッチくじ・ルーレット・ビンゴなど豊富な演出バリエーションを提供。大手ブランドのLINEキャンペーンでも多数採用実績があります。

料金:要問い合わせ(初期費用+月額・成果報酬型など複数プランあり)

ツール選びのポイント

状況 おすすめツール 理由
初めてライン抽選を試したい・コスト重視 L Message(エルメ) 低価格・ノーコード・インスタントウィン対応
LINEマーケティングを本格化したい Lステップ 業界最多機能・実績豊富
大規模・演出にこだわりたい GAMO ガチャ・スクラッチなど豊富なUI
X・Instagram連動で拡散したい CampaignBot 複数SNS連動キャンペーンに対応

5. ライン抽選キャンペーンの費用・料金

ライン抽選の実施にかかる費用は「ツール費用」「LINE公式アカウント費用」「景品費用」の3つに大別されます。

費用の内訳と目安

費用項目 内容 費用目安(月額)
LINE公式アカウント コミュニケーションプラン(友だち数少)〜スタンダードプラン 無料〜月額15,000円以上
抽選ツール費用 L Message・Lステップ・GAMOなど 月額3,000円〜55,000円
景品費用 デジタルギフト・クーポン・商品・現金相当品 数千円〜数百万円(規模による)
告知・広告費 LINE広告・SNS広告・店頭POP制作 数万円〜(任意)
制作費(外注の場合) LP・バナー・シナリオ制作 数万円〜数十万円(任意)

規模別 総費用の目安

規模 想定参加者数 総費用目安(1回のキャンペーン) 構成
スモール(個人・小規模店舗) 〜500名 5,000円〜3万円 LINEアカウント無料プラン+デジタルクーポン景品
ミディアム(中小企業・複数店舗) 500〜5,000名 3万円〜30万円 ツール費用+景品費用+一部告知費用
ラージ(大規模キャンペーン) 5,000名〜 30万円〜数百万円 専用システム開発+高額景品+LINE広告

コストを抑えるコツ

  • デジタル景品を活用する商品発送が不要なデジタルギフト(Amazonギフト券・QUOカードPay・自社クーポン)はコスト・手間を大幅に削減できる
  • 当選率を適切に設定する:インスタントウィンは当選率が高すぎると景品費が膨らむ。参加人数予測をもとに適切な当選率を設定する
  • まずは小規模で試す:初回は低コストで試験実施し、効果を確認してから投資を拡大する

6. 業種別 ライン抽選キャンペーン成功事例

実際にライン抽選を活用して成果を上げた企業・店舗の事例を業種別に紹介します。

飲食業:居酒屋チェーン(20店舗)

キャンペーン内容

施策:「友だち追加で即抽選!最大ドリンク1杯無料クーポンプレゼント」インスタントウィン

参加条件:LINE公式アカウントを友だち追加してキーワードを送信

景品:当選確率10%でドリンク1杯無料クーポン、30%で10%割引クーポン、残り60%でハズレ(次回も参加可能)

告知:テーブルに設置したQRコードPOP・スタッフによる案内

結果:2週間で新規友だち追加8,200名。クーポン利用来店者の平均客単価が通常比115%に向上。リピーター率が前月比20%改善。

美容業:ネイルサロン(単店舗)

キャンペーン内容

施策:「初回来店で抽選!次回施術30〜50%OFFクーポンが当たる」後日抽選

参加条件:初回来店時に友だち追加→アンケートに回答で抽選参加

景品:1等:次回50%OFF(10名)、2等:30%OFF(50名)、3等:10%OFF(全員)

結果:1ヶ月で友だち180名増加。初回来店→2回目来店への転換率が35%から58%に向上。アンケートデータで顧客のニーズを把握し、メニュー改善にも活用。

小売業:アパレルショップ(EC+実店舗)

キャンペーン内容

施策:「新シーズンコレクション発売記念!ライン抽選で豪華プレゼント」後日抽選

参加条件:期間中に5,000円以上購入→レシートをLINEで送信→応募完了

景品:1等:新作コート1着(20万円相当)3名、2等:3,000円分クーポン50名

結果:キャンペーン期間中の売上が前年同期比140%。購入単価が平均2,000円アップ。SNSでのUGC(ユーザー生成コンテンツ)投稿が200件以上。

医療・クリニック(歯科)

キャンペーン内容

施策:「定期健診の予約完了でLINE抽選参加!Amazonギフト券が当たる」

参加条件:LINE公式アカウントから定期健診を予約→来院後に抽選参加

景品:Amazonギフト券500円分(当選確率30%)

結果:キャンペーン期間中の定期健診予約数が前月比165%。LINE経由の予約率が全予約の45%に(以前は10%以下)。キャンセル率が20%から8%に低下。

7. ライン抽選を成功させる7つのポイント

ライン抽選キャンペーンの効果を最大化するための重要なポイントを解説します。

① 参加ハードルを極限まで下げる

「友だち追加するだけで即抽選」が最も参加率が高くなります。応募フォームへの入力・写真の投稿・アプリのダウンロードなど、参加に手間がかかるほど離脱が増えます。まずはシンプルな参加条件から始めましょう。

② 景品の魅力を高める

景品の魅力が参加率を大きく左右します。「これが欲しい!」と思わせる景品の設定が重要です。自社商品・サービスに関連した景品は、当選者の来店・購買につながりやすく費用対効果も高くなります。

③ 告知チャネルを複数使う

LINE公式アカウントのメッセージ配信だけでなく、店頭POP・SNS・Webサイト・Google広告・チラシなど複数のチャネルで告知することで参加者数が大幅に増えます。特に店頭QRコードとSNS投稿の組み合わせは効果的です。

④ 期間を適切に設定する(1〜4週間)

キャンペーン期間が短すぎると参加者が集まらず、長すぎると話題性が薄れて参加意欲が低下します。一般的に1〜4週間が最も効果的な期間とされています。インスタントウィンは短期集中(1〜2週間)、後日抽選は長め(2〜4週間)が向いています。

⑤ ブロック防止の仕組みを作る

友だち追加後にすぐブロックされては意味がありません。キャンペーン終了後も友だちを維持するために、①役立つ情報の定期配信、②限定クーポンの継続配信、③次回キャンペーンの予告などでエンゲージメントを維持しましょう。

⑥ 当選者のUGC(口コミ・投稿)を促進する

当選者にSNS投稿を促す仕組みを作ると、二次拡散が生まれます。「当選したらXに投稿してね」「投稿した方に追加特典」などのインセンティブがあると、キャンペーンが自然に広がります。

⑦ 効果を測定して改善を繰り返す

ライン抽選は1回で終わりにするのではなく、データを蓄積して改善を続けることが重要です。測定すべき指標は以下の通りです。

  • キャンペーン期間中の友だち増加数
  • 参加者数・参加率(友だち数に対する割合)
  • 当選者数・クーポン利用率
  • キャンペーン後のブロック率
  • 来店数・売上への影響

8. ライン抽選の注意点・法的ルール

ライン抽選を実施する際は、LINE利用規約と法律(景品表示法)の両方を遵守する必要があります。知らずに違反すると、LINEアカウントの停止や法的責任を問われるリスクがあります。

景品表示法の規制

ライン抽選で景品を提供する場合、「景品表示法(景表法)」の景品規制が適用されます。

景品の種類 上限額 条件
一般懸賞(購入・来店が条件) 最高額:取引価額の20倍または10万円のいずれか低い方 取引に附随する懸賞
共同懸賞(複数事業者が共同で実施) 最高額:30万円、総額:懸賞に係る売上予定額の3% 商店街・複数店舗合同の場合
オープン懸賞(購入不要・無料で参加可) 上限なし 友だち追加だけで参加できる場合はこちらに該当する場合あり
重要:「友だち追加するだけで参加できる」キャンペーンでも、友だち追加が「取引に附随する」と判断されるケースがあります。実施前に景品表示法の専門家・弁護士に確認することをお勧めします。

LINE利用規約上の注意点

  • 友だち追加の強制禁止:「友だち追加しないと購入できない」など、強制的に友だち追加させる行為は規約違反
  • 虚偽・誇大表現の禁止:「必ず当たる」など事実と異なるキャンペーン告知は禁止
  • スパム配信の禁止:ユーザーが望まない大量メッセージ配信は規約違反
  • 個人情報の取り扱い:応募者の個人情報は個人情報保護法に基づいて適切に管理する
  • プライバシーポリシーの明示:キャンペーンページに個人情報の取り扱いについて明記する

その他の注意点

必ずやるべきこと

  • キャンペーン告知文に「参加条件」「景品内容」「当選確率」「実施期間」「応募資格」を明記する
  • 未成年者が参加する場合の保護者同意の扱いを明確にする
  • 当選通知の偽メッセージ(フィッシング)への対策として、公式アカウントからの通知であることを明示する
  • デジタルギフトの有効期限・使用条件を事前に告知する

9. よくある質問(FAQ)

Q1. ライン抽選は小規模な個人店舗でも実施できますか?

A. はい、できます。LINE公式アカウントは無料で開設でき、デジタルクーポンを景品にすれば数千円〜の予算でも実施できます。まずはL Message(エルメ)などの低価格ツールを使い、シンプルな「友だち追加で即クーポン抽選」から始めることをお勧めします。小規模店舗の成功事例も多くあります。

Q2. ライン抽選の参加者が少ない場合、どうすれば増やせますか?

A. 参加者が少ない原因は主に「告知不足」か「景品の魅力不足」です。対策として①店頭でスタッフが積極的にQRコードを案内する、②SNS(Instagram・X)で拡散する、③LINE広告を活用する、④景品の価値を上げる(当選確率を上げるか景品金額を上げる)などが効果的です。

Q3. 友だち追加後にすぐブロックされる場合の対策は?

A. キャンペーン目的だけで友だち追加する「キャンペーンハンター」対策として、①クーポンを段階的に配布する(すぐに全額渡さない)、②友だち追加後に定期的に役立つ情報を配信する、③LINE公式アカウントで提供するコンテンツの質を高める、④ブロックした場合にクーポンが使えない仕組みにする(ただし規約に注意)などの方法があります。

Q4. インスタントウィンと後日抽選、どちらが効果的ですか?

A. 目的によります。友だち数の最大化を狙うならインスタントウィンが効果的(参加ハードルが低く拡散しやすい)。豪華景品で話題を作りたいなら後日抽選が向いています(旅行・家電など高額景品を設定しやすい)。初めての場合は、インスタントウィンから始めると運用しやすくROIを測定しやすいです。

Q5. ライン抽選で集まった友だちは、キャンペーン後もアクティブですか?

A. キャンペーン直後はブロック率が上がりやすいです。ブロックを防ぐには、キャンペーン終了後も①月2〜4回の有益なメッセージ配信(クーポン・情報・お知らせ)、②次回キャンペーンの予告、③ユーザーの属性に合わせたセグメント配信(Lステップなどで実現)を継続することが重要です。

Q6. LINE抽選で景品を現金で渡すことは可能ですか?

A. 現金そのものの提供は景品表示法で規制されているケースがあります。代替として、Amazonギフト券・QUOカードPay・PayPayなどの電子マネーギフトが一般的に使われています。これらはデジタルで送付できるため、当選者への発送コスト・手間もかかりません。実施前に弁護士・専門家への確認を推奨します。

Q7. ライン抽選の当選者に連絡する方法は?

A. 主に2つの方法があります。①自動通知:インスタントウィンツール(L Messageなど)を使えば、抽選結果を自動でLINEメッセージ送信できます。②手動通知:後日抽選の場合は、当選者リストを作成してLINE公式アカウントのチャット機能から個別にメッセージを送ります。参加者が多い場合は自動通知ツールの利用が必須です。

Q8. LINE抽選キャンペーンの効果をどうやって測定すればいいですか?

A. 主な測定指標は、①キャンペーン期間中の友だち純増数、②参加者数(クーポン取得数・応募数)、③クーポン利用率(来店につながったか)、④ブロック率(キャンペーン後)、⑤売上・来店数への影響です。LINE公式アカウントの管理画面で友だち数推移を確認できます。抽選ツールの管理画面では参加者数・当選数なども確認できます。

10. まとめ

本記事では、ライン抽選に関する以下の内容を解説しました。

記事のまとめ

  • ライン抽選はLINE公式アカウントを使ったプレゼント抽選キャンペーンの総称。友だち獲得・来店促進・認知拡大に効果的
  • 種類は「インスタントウィン(即時抽選)」「後日抽選」「スタンプラリー型」「ガチャ型」などがある
  • 実施方法は①LINE標準機能のみ、②外部ツール連携、③LINEミニアプリ独自開発の3段階
  • おすすめツールはL Message(エルメ)(低コスト・初心者向け)・Lステップ(本格活用)・GAMO(大規模・演出重視)
  • 費用は小規模で数千円〜、中規模で3万〜30万円が目安。デジタル景品の活用でコスト削減可能
  • 景品表示法・LINE利用規約の遵守が必須。実施前に景品の上限額を確認すること
  • 成功のカギは「参加ハードルを下げる」「告知チャネルを複数使う」「キャンペーン後のフォローで友だちを維持する」

ライン抽選は、適切に設計・実施することで中小企業でも大きな集客・顧客獲得効果を発揮します。まずは小規模なインスタントウィンキャンペーンから始めて、効果を確認しながら規模を拡大していくことをお勧めします。

「どんなキャンペーンが自社に合うか」「ツールの選び方がわからない」などのお悩みは、LINE活用の専門家にご相談ください。

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