オンラインミーティングが取り入れられるようになった昨今では、社内会議や外部とのやりとりでGoogle Meetを使う人も多いです。
しかし、初心者でGoogle Meetを活用する人のなかには、以下のような疑問を抱いている人もいるのではないでしょうか。
- 多くのオンラインミーティングツールがあるなかで、Google Meetを選ぶメリットはあるのか
- Google Meetの基本的な使い方について知りたい
本記事では、Google Meetの利点や使用方法について解説していくので、上記のような疑問を持っている人はぜひ最後までお読みください。
Google Meet(グーグルミート)とは?
Google Meetは、Googleが提供している基本無料の会議ツールです。
2020年に無料化されるまでは、Google Meetは有料で提供されていた「G Suite」と呼ばれるクラウド型のグループウェアサービスのひとつでした。
今では、Googleアカウントがあれば誰でも利用でき、無料の場合は最大で100人の参加者の会議を開催できます。
スマートフォンからでもアプリで活用できるため、利便性が高いことが特徴です。
料金がかからない点やセキュリティの高さから「Zoom」などと同じように多くの企業に導入されています。
Google Meet(グーグルミート)のメリットは?便利な機能を紹介
Google Meetを使うメリットとして挙げられるのは以下の4つです。
- 画面共有
- Googleカレンダーとの連携
- Webブラウザ対応なのでアプリ不要
- 自動文字起こし機能
それぞれのメリットについて解説していきます。
【Google Meet(グーグルミート)の便利な機能①】画面共有
Google Meetでは、画面共有機能を活用できるため、営業活動の際にその場で情報を共有して効率的に会話を進められます。
事前に渡していた資料の補足情報を伝える際などにも便利です。
また、画面共有機能があると、社内研修をしているときに、実演しながら参加者に作業の説明ができるなどのメリットもあります。
ビジネスではあらゆる面で活用できる機能なので、具体的な操作方法は把握しておきましょう。
Google Meetで画面共有機能を使う方法は以下の通りです。
- 画面下部にある「画面共有アイコン」をクリック
- 「あなたの全画面」「ウィンドウ」「タブ」の中から選択
- 「共有する画面を選ぶ(または画面のブロードキャストを開始をクリック)」
※下記は画面全体の共有を選択した時の画面です。
【Google Meet(グーグルミート)の便利な機能②】Googleカレンダーとの連携
Google Meetを活用すると、Googleカレンダーとの連携も使用できます。
カレンダー上でミーティングの予定を作って自動で参加者を招待できるので、わざわざ別のチャットツールやメールを使って招待コードを送る手間がありません。
参加者は、カレンダーに追加された予定を見て、当日になったらカレンダーに記入された予定からでも会議に参加できます。
パソコンからGoogleカレンダーで会議の予定を入れる方法は以下の通りです。
- Googleカレンダーを開く
- 画面左上に表示されている「作成」をクリック
- 時間や日にち、タイトルを入力
- 「ゲストを追加」から参加者を招待
- 「Google Meetのビデオ会議を追加」を選択
スマートフォンの場合は以下の手順になります。
- アプリを開く
- 会議を開きたい日にイベントを作成して日時やタイトルを設定
- 「ゲストを追加」に名前かメールアドレスを入力
- 「ビデオ会議を追加」をクリック
- 「保存」をクリック
【Google Meet(グーグルミート)の便利な機能③】Webブラウザ対応なのでアプリ不要
Google Meetは、パソコンで使う場合はWebブラウザで開くことになるので、デスクトップアプリのインストールをする必要がありません。
Zoomなどの他サービスでは、アプリをインストールして操作を覚える必要があります。
Google Meetは、アカウントがあれば、簡単な操作で誰でもすぐに使えることが魅力だといえるでしょう。
また、パソコンの容量などの問題でアプリを増やしたくない人にもおすすめです。
なお、スマートフォンでGoogle Meetを使う場合は、アプリのダウンロードが必要になるので注意してください。
【Google Meet(グーグルミート)の便利な機能④】自動文字起こし機能
Google Meetでは、ミーティングの最中の会話を自動で文字起こしする機能もあります。
字幕の設定手順は以下の通りです。
- 会議画面下に表示されされている3点メニューボタン「︙」をクリック
- 「字幕をオンにする」を選択
字幕言語の種類を変更したい場合は以下の手順です。
- 会議画面下に表示されされている3点メニューボタン「︙」をクリック
- 「設定」を選択
- 「字幕」をクリック
- 変更したい言語を選択
なお、現在は日本語の対応がされていないので注意してください。
以下の言語から選択できます。
- 英語
- フランス語
- ドイツ語
- ポルトガル語(ブラジル)
- スペイン語(メキシコ)
- スペイン語(スペイン)
日本語で字幕を入れたい場合は、株式会社電産システムが提供している「こえもじ」などの拡張機能を追加する必要があります。
参考:Google Meet 拡張機能こえもじ入れ方と使い方|株式会社電産システム
Google Meet(グーグルミート)の使い方は?操作方法を紹介
Google Meetの使い方は、デバイスがパソコンかスマートフォンかによっても異なります。
ビジネスでは基本的にパソコンを使うことが多いですが、ちょっとした社内会議やプライベートでのオンライン飲み会の場合はスマートフォンを活用することもあるでしょう。
念のため、どちらのデバイスでも活用できるように、使い方についてしっかり把握しておくことがおすすめです。
パソコンとスマートフォンでGoogle Meetを活用する手順について詳しく解説していきます。
【Google Meet(グーグルミート)の使い方①】PCでの操作方法
Google MeetをPCで使う場合、会議を開催する側はアカウントが必要ですが、参加する側はアカウントなしでも問題ありません。
Googleカレンダーを活用して後日の予定を作成する手順については先述したので、すぐに会議を開催する手順について見ていきましょう。
Google Meetで会議をすぐに開催する手順は以下の通りです。
- Google Meetをブラウザで開く
- 「新しい会議を作成」をクリック
- 「会議を今すぐ開始」を選択
- 参加者を増やしたい場合は、画面右下にある人物マークをクリック
- 「ユーザーを追加」を選択して、名前かメールアドレスを入力
- 「メールを送信」をクリック
なお、PCからGoogle Meetに参加する手順は以下のようになります。
- Google MeetのURLを開く
- 名前の入力をして「参加をリクエスト」を選択(Googleアカウントがある場合は、リクエストをする必要はありません)
- 主催者の承認がきたらミーティングに参加
【Google Meet(グーグルミート)の使い方①】スマホでの操作方法
スマートフォンの場合、開催する側も参加する側もアカウントが必須です。
Google Meetでスマートフォンを使ってすぐに会議を開催する手順は以下の通りです。
- アプリでGoogle Meetを開く
- 「会議を今すぐ開始」を選択
- 会議のURLをコピーして送るか「招待状を共有」タップして参加者を追加
また、スマートフォンからGoogle Meetの会議に参加する手順は以下のようになります。
- Googleアカウントがない場合は事前に作成
- Google MeetのURLを開く
- 「参加」をタップ
Google Meet(グーグルミート)とZoomの違いは?
Google MeetとZoomの主な違いは以下の3つです。
- アプリケーションの有無
- 操作性
- 最大利用人数
Zoomは、ブラウザでも使用できますが、一部機能が制限されるため、ストレスなく活用するにはデスクトップアプリが必要になります。
Google Meetはそもそもアプリケーションが存在しないため、どのパソコンからでもブラウザを開いていつでも使用可能です。
日頃活用しているGoogle Chromeなどのブラウザから活用できるので、初めてでも操作で困ることが少ないでしょう。
また、ZoomとGoogle Meetの最上級プランでは、どちらも500人が最大人数に設定されていますが、他のプランでは参加できる人数に違いがあります。
Google Meetにおける中間プラン「Business Standard」は150人が限度ですが、Zoomの中小企業向けプランでは300人が最大人数です。
数百人規模で大規模なWeb会議を開催することはあまりないかもしれませんが、大きな企業の場合は、参加可能人数もひとつの指標として認識しておいた方が良いでしょう。
参考:Google Meet の高度な機能の利用|Google workspace 管理者ヘルプ
まとめ:Google Meet(グーグルミート)を活用して、ミーティングを円滑に行おう!
一般的な会議や商談だけでなく、オンラインミーティングツールが当たり前に活用されるようになった昨今では、ツールの使い方を事前に理解しておくことが大切になります。
Google Meetも多くの企業に導入されているツールのひとつであるため、概要やメリットについて理解を深めておきましょう。
ツールの使い方について知っておかないと、ビジネスで実際に用いる際に、方法が分からず焦ることになります。
いざという時に使いこなせるように、会議の開催方法や参加手順についてきちんと確認しておいてください。
また、企業や取引先によってはZoomなどを使用する場合もあるので、Google Meetとの違いやそれぞれのツールにどんな利点があるのか認識しておくことがおすすめです。
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