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LINEで予約システムを自作するメリット・デメリットは?自作せずツールを導入するメリットも紹介

2023年08月15日
予約システム

LINEは国内において人口の7割近くが使用しているサービスです。

生活のインフラとして多くの人に利用されていることから、マーケティングでLINE公式アカウントを活用する企業が増えています。

 

飲食店や美容室などの店舗を経営している人のなかには、LINEを通して予約システムを導入しようと思っている人もいるのではないでしょうか。

本記事では、LINEで予約システムを自作するメリットやデメリットについて解説します。

 

既存のツールを導入するメリットについても解説するので、これから予約システムの活用を考えている人はぜひ参考にしてください。

 

LINEで予約システムを自作するメリットは?

まずはLINEで予約システムを自作するメリットについて解説します。

実際に予約システムを自作するとどんな得があるのか理解を深めていきましょう。

 

ランニングコストがかからない

LINEで予約システムを自作する場合、ランニングコストがかからないことが最も大きなメリットです。

外部のツールを導入すると、維持費として毎月決まった料金が発生します。

 

既存の予約システムを取り入れる際にかかる費用は、どのツールを選ぶのかによって異なりますが、従量課金のシステムだと、月10万円を超えることもあります。

固定費を抑えたいのであれば自作した方が良い可能性もあるので、慎重に検討した方が良いでしょう。

 

なお、自作で予約システムを作成した場合でも、サイトのサーバー代や管理は必要になるので注意が必要です。

 

LINEで予約システムを自作するデメリットは?

LINEで予約システムを自作するデメリットは以下の5つです。

 

  • ①システムの開発に時間がかかる
  • ②開発するためのスキル・知識が必要
  • ③仕様によっては金額が高くなる
  • ④不具合が発生してもすべて自分で対応する必要がある
  • ⑤サーバー代などの管理費が最低限かかる

 

それぞれのデメリットについても詳しく解説していきます。

 

①システムの開発に時間がかかる

予約システムの開発は基本的に時間がかかります。

なぜなら、システムの開発には要件定義からプログラミング、テストまでさまざまな工数が必要になるからです。

 

搭載するべき機能も業種や企業によって異なるため、会議を重ねてどんなツールを開発するのか議論する必要があるでしょう。

日頃から店舗の運営で多くの時間を費やしている人にとって、開発にも注力するのは難しいです。

 

完全に自作することに固執するのではなく、外注や既存のツールの導入も視野に入れてみることをおすすめします。

 

②開発するためのスキル・知識が必要

システムを開発するにはITに関する専門的な知識が必要になります。

前述した要件定義やプログラミングへの知見がない場合は、スムーズに開発を行うのは困難だと言えるでしょう。

 

また、多人数で開発を行う場合は、お互いにコミュニケーションを取り合って進捗を確認しなければいけません。

開発が円滑に進むようにリーダーシップを発揮できる人材も必要になるため、現在内部で開発が困難な場合は人材の確保から始める必要があります。

 

完全に業界未経験の人物が0から予約システム開発を行うのは難しいので注意しましょう。

 

③仕様によっては金額が高くなる

予約システムを自作する際、注力したい部分は企業によって異なります。

ユーザーが使いやすいデザインや事前決済などの機能など、追加したい項目が多いほど外部に依頼した際に金額が高くなるでしょう。

 

自作した予約システムを検討している場合、まず必要な仕様について洗い出してみることがおすすめです。

既存の予約システムを確認し、望んでいる仕様が満たされていないか確認してみてください。

 

料金やサポートの充実度なども加味して、十分であれば既存のツールの活用も検討してみましょう。

 

④不具合が発生してもすべて自分で対応する必要がある

予約システムを自作した場合、運用や保守はすべて自分たちで対応しなければいけません。

開発をしている最中に発生するトラブルについても開発メンバーで対応しなければいけないため、他の業務と並行して行っている場合は注意が必要です。

 

開発の作業によって店舗の運営に支障が出ると、顧客満足が下がることにも繋がります。

予約システムを自作する際は、必要な工程や時間を絞り出し、不具合が発生しても対応できるようにしましょう。

 

イレギュラーな業務を行う余裕があるようにスケジュールを組むことが大切です。

 

⑤サーバー代などの管理費が最低限かかる

自作で予約システムを作った場合は、外部のツールを使う際に必要な固定費を抑えることができます。

毎月数万円の費用がなくなる可能性があるので、長い目で見れば経費の削減につながるでしょう。

 

ただし、サーバー代などの管理費は別途で必要です。

月に数千円から数万円の費用は不可欠なので、開発後にお金の心配がなくなるわけではありません。

 

費用を抑制を意識することは大切ですが、開発さえ済めば完全に固定費が無くなるわけではないことを覚えておいてください。

 

既存の予約システムを導入するメリットは?

既存の予約システムを導入するメリットは以下の3つが挙げられます。

 

  • 初期費用が安く済む
  • 機能が充実している
  • 管理費が不要

 

自作するメリットやデメリットと照らし合わせて比較検討してみましょう。

 

初期費用が安く済む

既存の予約システムを使用する場合、必要なコストは月額の使用料だけで済みます。

選択する予約システムによっては初期の導入コストもかかりますが、必要のないサービスがほとんどです。

 

開発することになると人材の確保が必要になったり、外部に発注する料金が発生したりします。

一から開発する際、必要な機能を全て入れると数百万円規模で初期費用がかかることもあるでしょう。

 

初期費用をなるべく抑えたい場合は既存のツールを導入することがおすすめです。

 

機能が充実している

すでにリリースされている予約システムでは、ユーザーが必要とする機能が最初から盛り込まれていることがメリットのひとつです。

具体的には、日程の自動選定やリマインドメールの自動送付、直感的に利用しやすいデザインなど、便利な機能が豊富にあります。

 

予約システムを自作すると、どんな機能が必要なのか検討して開発を進め、完了した後もアップデートを行って、ユーザービリティの向上に繋げなければいけません。

予約を受け付ける側と利用する側にとって、必要な機能は何なのか分からない場合は、すでに豊富な機能がそろえてあるサービスを活用しましょう。

 

なお、搭載されている機能は予約システムによって異なるだけでなく、プランによっても違うことがあるので、事前に確認しておくことが大切です。

 

管理費が不要

予約システムを開発すると、サーバーの料金の用意や運用保守で人材を確保しなければいけないため、管理費が必要です。

 

一方、既存のサービスを活用した場合は、料金に管理費が含まれているため、月額料金以上のお金は発生しません。

自作するよりも全体的なコストが下がる可能性があります。

 

一から作る際は将来的に必要になる管理費についても確認しておきましょう。

すでにあるサービスは予約システムを使っている際にトラブルが発生したとしてもサポートに相談ができるため、柔軟に対応することも可能です。

 

サポートの充実度もサービスによって異なるので、検討する際は参考のひとつにすることをおすすめします。

 

予約システムを導入する方法は?

予約システムを導入する際は、まずは適切なサービスを選べるように、必要になる機能やサポート、料金を洗い出すことが大切です。

数多くの予約システムが存在するため、それぞれの特徴やメリットも把握しておきましょう。

 

どのサービスを使うのか決まった後、LINEで予約システムを導入する際の大まかな流れは以下の通りです。

 

  1. リッチメニューの作成
  2. 「アクション設定」で「リンク」を選択
  3. 予約システム・日程調整ツールのURLを貼る
  4. リッチメニューから予約ページに遷移できるか確認

 

導入までの方法は以下の記事でも詳しく解説しているので、気になる方は参考にしてください。

 

 

おすすめの予約システム:Smoothly【リッチメニューにURLを埋め込むだけで設定可能】

自社にとって適切な予約システムを探している方には「Smoothly」がおすすめです。

Smoothlyには以下のような特徴があります。

 

  • 候補日程は自動でピックアップされるので、手動で日程を登録する必要がない
  • オンライン会議のURL発行を自動化できる
  • ダブルブッキングを防止できる

 

それぞれの特徴について具体的に紹介していきます。

 

①候補日程は自動でピックアップされるので、手動で日程を登録する必要がない

Smoothlyは、空いている日程を自動でピックアップしてユーザーに予約を促すことができます。

したがって、手動で毎回日程を登録する必要がありません。

 

他のサービスでは、手動で予定を入れなければいけないこともあるため、直近のスケジュールを忘れて入力ミスが発生することもあります。

こちらの細かなミスで予約が滞るとユーザーに不信感を与えてしまう可能性もあるので、自動で予定を更新してくれるサービスがおすすめです。

 

業務効率化やトラブルの回避を目指したいのであれば、Google管理と連携して候補日程の調整を完全自動化できるSmoothlyをおすすめします。

 

②オンライン会議のURL発行を自動化できる

Smoothlyでは、オンライン会議で使用するURLの発行を自動化できることもメリットのひとつです。

基本的にオンライン会議を行う際は発行されたURLをコピーして共有する必要があります。

 

しかし、予約システムを使用してくれた相手に、毎回ZoomなどのURLを知らせていると手間がかかってしまうでしょう。

かなり小さな作業ではありますが、簡略化を図りたいのであれば、URL発行も自動化できるサービスを利用した方が効率的です。

 

③ダブルブッキングを防止できる

飲食店や美容院などで予約を受け付ける際、ダブルブッキングは回避するべきトラブルのひとつです。

Smoothlyではすでに予定が埋まっている日程を選択できないようにする機能があり、ダブルブッキングの心配がなくなります。

 

どれだけ提供しているサービスが良くても、小さな問題によって口コミが拡散することは往々にしてあることを覚えておきましょう。

 

せっかく予約したのにお店側の都合でキャンセルが発生してしまうと、ユーザーが離れる要因になることもあるので、未然にダブルブッキンを防いでくれるサービスを検討してください。

 

日程調整ツールの選び方は?

日程調整ツールを選ぶ際は、用途と金額のバランスを考えて選ぶ必要があります。

下記の記事では、失敗しないための日程調整ツールの選び方を解説しています。

「どの日程調整ツールを選べばいいかわからない」という人はぜひ参考にしてください。

LINEで時間単位でスケジュール調整・管理は可能?おすすめの日程調整ツールはどれ?

 

まとめ:LINEで予約対応するなら、自作するよりツールを導入する方が効率的!

LINEの公式アカウントは、予約を受け付ける際にも活用できます。

生活に欠かせないツールとして根付いたLINEを通して予約を実行できれば、ユーザーにとっても利便性が上がるため、導入することがおすすめです。

 

ただし、予約システムを使う際は、自作するよりも既存のツールを活用する方が効率的です。

自作すると、初期費用が大きくなったり、開発に必要な作業で他の業務に支障が出たりすることもあります。

 

自社の人員や料金に余裕がある場合は一から開発しても問題ありませんが、既存のツールと比較してメリットが感じられない際は「Smoothly」などの予約システムを検討してみてください。

 

 

執筆者 アポイントの窓口編集部
アポイントの窓口編集部。大手企業で営業部長を務めたスタッフ・ベンチャー企業で営業MVPを獲得したスタッフなど営業経験豊富なメンバーが記事監修・執筆を担当しています。  
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